今回は「模試の復習方法」について解説します。
「模試は復習が大事!」
耳にタコができるほど聞いたことだと思います。
しかし、模試の復習のやり方を知る機会は意外となかったのではないでしょうか?
この記事で紹介されている復習方法を実践すれば、模試の成績は上がっていくはずです!
この記事を見て欲しい人
・模試で英語がボロボロだった人
・模試の復習方法がわからない人
以上のどちらか1つでも当てはまった人は是非この記事を参考にしてください!
復習をするタイミング
そもそもいつ復習すれば良いのでしょうか?以下の流れで復習をするのが良いです。
模試を受ける
→当日か翌日に自己採点
→模試を受けてから1週間以内に復習
→結果返却後、1週間以内に再復習
ポイントは2回復習することです。
1回目のポイントは「なぜ模試で間違えたのか」をきちんと分析できることです。
模試を受けてから時間が経ってしまうと間違えた理由を忘れてしまい、誤った分析をしてしまう可能性があります。今後同じような理由で間違いをしてしまう可能性が減らないため、結果として模試の成績が上がりにくくなります。
2回目のポイントは「模試を受けた時の自分より成長していること」を実感することです。
「模試で爆死した時に考えるべきこととは?」でも言及している通り、仮にテストの結果が悪くても返却時点で解けるようになっているのであれば、もはやその成績は「今のあなたの成績」を表しているわけでは無いため、結果に対してポジティブに受け止めることが可能だからです。
具体的な復習方法
文法、英語長文、英作文についての復習方法を解説します。
文法
知識系の問題で落としてしまった場合はまず解説を見てみましょう。おそらく文法事項か単語や熟語を知らなかったことが原因なので、解説を見ないで長く考えても仕方無いです。
その後は文法問題集(ネクステ、UPGRADEなど)や文法書(Forest,Evergreenなど)の該当箇所を参照してください。該当箇所には「いつの模試で似たような問題が出たか」メモしておくと良いです。
なぜなら、今後文法問題集などを開いた時に模試で間違えたことを忘れなくなるからです。模試で間違えたことを忘れなければ、今後の模試で間違える可能性は減りますよね。
長文
まずは設問から復習しましょう。
ここで解説するのは和訳問題と内容説明問題とします。
和訳問題は、記述式なのでどうやって復習したら良いかわからない人も多いと思います。まず、文章の構造が押さえられていなければ(主語、動詞、目的語、補語がどれかわかっていなければ)大幅に減点されるので、そこを間違えていないか確認しましょう。
和訳問題の出題者がどこをポイントとしているか予想することが大事です。そして、少し考えたらその予想が合っているか解説を見てみましょう。解説に詳しく書いてあるはずです。
次に、単語や熟語でわからなかった部分があるか確認しましょう。これは文法と同じですね。実際に設問で問われたということは出題者は単語や熟語の意味を知っているか、推測できて欲しいという意図を持っていたはずです。
内容説明問題は説明に必要な箇所がどこか考えましょう。特に多いのはit,thisなどの指示語がどこに対応しているかを言及する問題です。説明する箇所でわからない単語や熟語があったら当然押さえましょう。
最後に本文全体について復習しましょう。模試の最中は設問に必死になっていたと思いますが、どのような展開がされているか冷静に読めるようにしておきましょう。似たような内容の文章が出た時に解きやすくなります。
英作文
まずは、解説を読みましょう。和文英訳の場合はどのような言い回しをされているか確認しましょう。直接、問題文を英語にするのが難しい問題は日本語でどのように言い換えれば英語にしやすいか考えてみましょう。
自由英作文の場合は復習が難しいと思います。答案が返却される前はどのような展開で書けば良いかだけ見ておけば良いです。
答案が返却された後は自分の答案でどこが減点されているか見てみましょう。文章を書いている時は気づかない間違いを客観的に見ることができます。
まとめ
模試の復習のやり方はわかりましたか?特に記述問題は自分が合っているか間違っているかよくわからないので放置してしまう人も多かったのではないでしょうか?
模試で問われているポイントは重要な点ばかりです。丁寧に復習して今後に活かしていきましょう!!
今回の内容を理解したか確認しましょう。以下の質問に答えてください。
Step1
模試を復習するタイミングはいつですか?
Step2
文法、長文、英作文の復習方法はどのようにしたら良いでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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