
単語や文法をある程度覚えたのに成績が伸びない・・・

進研模試で偏差値60ぐらいで止まっている・・・
今、そんなことを考えていませんか?
今回の記事では「進研模試の英語で偏差値60の人が偏差値70まで上げる方法」について解説していきます。(河合模試でいうと偏差値50台前半から60以上にする方法を解説します!)
「英語がある程度得意だったんでしょう?」と思ったかもしれません。
でも、安心してください!
実は私も高1の秋に進研模試を受けた時、英語の偏差値は60ぐらいでした。
この記事を読み終わるころには進研模試で偏差値60あたりから70まで伸ばす方法がわかるようになるはずです。
この記事を読んでほしい人
・単語や文法はある程度(5~6割)身についている人
・長文問題が苦手で手も足も出ない人
・MARCH、早慶、国公立大学を目指しているが全然届かないと悩む高1,2年生
一つでも当てはまった人は今回の記事を是非参考にしてみてください!
おそらく今のあなたはこんな感じ
まず、進研模試の英語で偏差値60というとどのぐらいのレベルなのでしょうか?
特徴としてはこんな感じです。
・代表的な単語帳(ターゲット1900やシステム英単語など)は5~6割覚えている
・文法問題集(ネクステ、Vintageなど)も5~6割できている
・長文問題の得点率は4~5割
・長文を読むと見たことある単語が多いけど意味を思い出せない
・河合模試でいうと偏差値50前後
あなたはいくつ当てはまりましたか?
人によって多少の差はあるかもしれませんが、私がアンケートをとった結果ではこんな感じの人が多いようです。
英語の偏差値を60から70にする方法【具体的な手順を解説】
大まかなポイントは2つあります。
一つは「引き続き単語や文法の完成度を上げる」こと、
そしてもう一つは「長文問題の練習をして慣れる」ことです。
次項以降でこれらをもう少し深堀りしていきましょう。
単語や文法の完成度を上げる
単語や文法の完成度を上げることで、文法問題・発音/アクセント・語彙問題はダイレクトに点数がアップします。
これを聞いて

いつまでにどのぐらいのレベルまでやればいい?

単語や文法はどうやって身につければいい?
という風に思ったはずです。
勉強に取れる時間、吸収できる能力は人それぞれなので「これが絶対的な指標だ!」と断言はしませんが、目安は以下の3点です。
・単語帳に載っている単語を1秒以内に変換できる(英語→日本語はできるように!英作文の力もつけていきたいと考えている人は日本語→英語もできるようにしましょう!)
・文法問題集に載っている問題は20秒以内に解けるようにする
・上記2つを高2の終わりまでに達成する
きついと感じたかもしれませんが、これが達成できるかどうかで高3の勉強の効率が全然違うので何としても達成しましょう。
単語を覚える際のポイントは単語帳を眺めるだけでなく音声も使うことです。音声を使うことで正しいアクセントや発音を身につけることができます。これの何がいいかというと、発音・アクセント問題だけでなくリスニングにも効果があるということです。
単語帳のCDをスマホに入れるなり、アプリをダウンロードするなりしていつでも聞けるようにしましょう!
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください!
文法問題集は何周もやって身体に染み込ませていくという感じでOKです。1周目はとりあえず解いてみて、間違いだらけで、解説をひたすら読んでなんとなく理解するぐらいでいいんです。2周目は1周目よりはマシだけど、まだまだ間違いだらけで・・・という具合で何周もしていくうちに問題集を完成させていきましょう。
文法に関してはぶっちゃけ最初から頭で理解するより反射的にできるようにしてから頭で理解する方が効率が良いです。(九九を覚えた時も、「4×3は4が3個だから12で・・・」とか考えずに「しさんじゅうに」と覚えたでしょう?)
文法問題集のやり方・ペースについての詳細は以下の記事を参考にしてみてください!
ここまで、単語や文法の完成度を上げるメリットについて述べてきました。
ですが、文法・単語の完成度を上げることの最大のメリットは、この記事を読んでいるあなたがおそらく苦手意識を持っているであろう長文が読みやすくなるということです。
次項では長文で点数が取れるようにするにはどうしたらいいか解説していきます。
長文問題の練習を積む
模試、ひいては入試の英語で点数を取るためには配点の高い長文でなるべく多く得点することが必須です。
ここから先は特に大事な内容なのでしっかり読んでいきましょう!
長文が苦手な理由はおそらく
・読んでいる間に集中力が切れる
・途中で話の展開がわからなくなる
・結果として何度も文章を読むことになり時間が足りなくなる
この3つが考えられます。
さらにそれらの原因は
・長文に慣れていない
・文法や単語に穴があるので重要な部分の理解が不十分
ということだと思います。
1つ目の原因である「長文に慣れていない」の解決策は「易しめの長文問題をたくさん解く」ことです。長文に慣れることで英文のリズムを掴み、集中力が切れる前に文章を理解することができるようになります!
進研模試で偏差値60レベルであれば300~500語ぐらいの長さの英文がおすすめです。
まずはこの長さで息切れしないように訓練することが大事です。
ペースは人それぞれですが、週に2,3本取り組んでいくといい調子です。
もちろん、部活やそれ以外の活動が忙しい・・という人は週2,3はきついかもしれませんが、週1はやりましょう。
ここまで読んで、こんな疑問が出てきたはずです。

長文をやるのが大事なのはわかったけど、どの問題集をやればいいの?
「やっておきたい英語長文300」「英語長文レベル別問題集 レベル4」あたりがおすすめです。文章の分量は300語~500語程度で、中堅私大レベルの文章にふれることができます。
長文問題を解いていくだけでも効果はありますが、長文問題を解き終わったら文章全体をまとめてみましょう!
なぜこの作業をする意味があるかというと、文章がどのように展開されているか俯瞰することができるからです。
過不足なく文章の内容をまとめることができれば、その文章はきちんと理解ということになりますし、つまづいた部分があればそこが「長文が理解できなくなったポイント」であることがわかります。
なぜつまづいたのか仮説を立てて検証していくことで英語長文に苦手意識を持つ原因である「途中で話の展開がわからなくなる」という問題を解消していくことができます。
また、長文に出てくる和訳問題は特に注意して取り組みましょう。 なぜなら、和訳問題で聞かれるポイントは文法事項が問われている可能性が高いからです。
「この和訳問題のポイントはどこだろう?」
「自分が出題者だったらどこを部分点にするか?」
ということを考えながらやってみると良いです。
和訳問題は文法や単語の知識のアウトプットです。(もちろん、文脈から適切な訳しをしたり、直訳ではなく日本語として自然な訳しをすることも大事ですが、今の時点ではきちんと文法事項を拾うことに専念してOKです。)
単語・文法・長文を固めていく時に陥りがちな罠
このように文法が身について長文に活かせるという側面があるのですが、
「文法や単語を完璧にしてから長文の練習をしよう」
という風に考えるのは注意が必要です。
なぜなら、文法や単語ができたからといってすぐに長文ができるようになるわけではないからです。

単語や文法は完璧にしたのに長文が解けない・・・(泣)
という状況に陥るとせっかく一生懸命積み上げてきた知識が本当に身についているのか不安になってしまいます。
なので、単語を文法のインプットと長文問題のアウトプットは並行して取り組みましょう!
・単語や文法を取り組んだら、長文で解けるか試してみる
・長文問題でわからなかった単語や文法は辞書、単語帳、文法問題集などで確認
この2つを繰り返していくことがポイントです!!
あとは行動あるのみ!
ここまでの内容をきちんとこなしていけば、いつの間にか実力がついていくはずです。
次の模試に向けて着々と力を蓄えていきましょう!
やることはわかったけど・・・
ここまで読んで、やるべきことがわかってきたのではないかなと思います。計画も立てる気になってきたでしょう。とはいえ、実際のところ、計画を実行するのは大変です。
私自身、計画をきちんと実行するのに苦労しました。そんな経験もあり、他の人からの助けを借りるのも立派な戦略だと思っています。
例えばO-jukuという塾は京大出身の講師が授業と学習管理をしっかりやってくれるので、ここだけの話、おすすめです。体験だけなら無料なので損はないです。やる気があるうちに実行のやり方を身につければどんどん成績が上がっていきます。
さて、最後に今回の記事の内容がどのようなものだったか思い出してみましょう。
進研模試で偏差値60の人がやるべきことは
・文法や単語が反射的にわかるぐらいまで完成度を上げる
・週2,3本を目安に300~500語程度の文章で長文の練習をする
・単語や文法のインプットと長文でのアウトプットは並行する
これらを意識しましょう!きちんと継続していけば成績は上がります!
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